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インタラクティブティーチングを看護教育に取り入れてもいいかも

久々の投稿ですが、今回は教育のe-learningの紹介です。 皆さんは病棟で行う学習会をどのように行っていますか? パワーポイントを使って、講義者が一方的に受講生に説明するだけの学習会になっていませんか。 それでは受講生の頭の中には10%程度しか残りません。 また、教え方を知らない人がいくら指導しても、相手の頭にはほとんど残らないでしょう。指導者がスペシャリストであっても。 「じゃあ、どうすればいいの!?」 講義を双方に学びあえる場を作ればいいんです。受講生からの発言(得た知識をアウトプットさせる)させたり、ディスカッションさせることで、知識の定着率を高めることができます。 その教育について学ぶことができるe-learningがあります。 最近、看護教育学でも話題になっている東京大学の中原淳先生をはじめ、たくさんの講師が協力して立ち上げたプロジェクトです。 http://gacco.org 「インタラクティブティーチング」 そのテーマも「聞くだけの授業はやめにしよう!」という内容です。 興味のある方は一度覗いてみてください。すぐ活用できる教育の方法が満載です。 追伸:最近思うことですが、学会は誰のためにあるのでしょうか。学会は最新のエビデンスを広め、聞いた人がそのエビデンスを活用してよりよい看護を提供できるように働きかける集まりだと私は認識しています。しかし、教育講演を覗いても講義者が一方的に話をして終了というものが多いです。これでは聞いた人の頭には10%程度しか残らず、病院に戻ってもその知識を活用することは難しいでしょう。聞いた人の行動変化をさせるような講義を教育的にデザインしていく必要があるんじゃないかなっと勝手に独り言です。少なくとも私はそうしていきたい(TEDみたいな講義もカッコいいけどね笑)。