患者のニードに合わせたケアの提供?
質問がしばらくないので、少し雑談?
”集中治療の焦点はケア提供者やICUのニードの合わせて患者を調節するのではなく、患者のニードに合わせて治療やケアを調節すべきである。”
前から好きだったNo Sedation vs DISの研究をやったStrøm氏の論考。(このstudyに関しては、http://www.jseptic.com/journal/cat24.html 参照)
言っていることは、ケア提供者のニードに合わせて鎮静管理をするのではなく、患者のニードに基づいて治療やケアを調節しましょう、ということです。この文章の背景からは、Strøm氏の患者観に関する強い信念が伝わってきます。無鎮静あるいはコミュニケーションが明確にとれる浅い鎮静での管理は患者のニードを知る最善の方法ともいえる。人工呼吸期間とか、そういうアウトカムだけでなく、患者のニードを知るためにも、コミュニケーションができるような鎮静管理が求められているのかもしれません。
マンパワーやいろいろな問題があるとは思いますが、患者観がしっかりしているのっていいですよね。
”集中治療の焦点はケア提供者やICUのニードの合わせて患者を調節するのではなく、患者のニードに合わせて治療やケアを調節すべきである。”
Strøm, T., & Toft, P. (2011). Time to wake up the patients in the ICU: a crazy idea or common sense? Minerva Anestesiol, 77(1), 59–63.
前から好きだったNo Sedation vs DISの研究をやったStrøm氏の論考。(このstudyに関しては、http://www.jseptic.com/journal/cat24.html 参照)
言っていることは、ケア提供者のニードに合わせて鎮静管理をするのではなく、患者のニードに基づいて治療やケアを調節しましょう、ということです。この文章の背景からは、Strøm氏の患者観に関する強い信念が伝わってきます。無鎮静あるいはコミュニケーションが明確にとれる浅い鎮静での管理は患者のニードを知る最善の方法ともいえる。人工呼吸期間とか、そういうアウトカムだけでなく、患者のニードを知るためにも、コミュニケーションができるような鎮静管理が求められているのかもしれません。
マンパワーやいろいろな問題があるとは思いますが、患者観がしっかりしているのっていいですよね。
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