情報の伝達

暑いですね。
少しご無沙汰になっていたのですが、思うところをひとつ。

看護師が、いろいろ話し合って決定事項をつくいったり、伝達したい事項を伝えたい場合に、医師や他の職種と大きく違うところは、看護師は完全に交代勤務しかしていないので、みんなで集まることはできないというところ。

24人の看護師がいるところで、日勤終了後に集まったって、6-7人しかいない。ただ、施設によっては、夜勤のひと以外は集合とかいって、休みのひとや夜勤明けのひとも絶対参加みたいなところもあるみたいだけれども、そういうのは嫌いだから個人的にはやりたくない(労務管理上はやばいでしょう)。

で、結局、6-7人で話しあって結論を出したからといって、残りの16人が話し合いに参加した気になるかどうかは分からない。あらゆる会議は(理想的には)それに当事者として参加したという気分が重要であるわけで、それがそこでの決定のアドヒアランスにつながったりする。しかし、参加できない以上、そういう当事者意識は作り出しにくいということになる。

看護師同士の情報伝達は、一同に集まることができない以上、限られた情報しかないノートや休憩室トークなどアンオフィシャルな情報伝達によってによって伝わるので、尾ひれがついたり、真意が伝わらないことも多いと思う。ある情報にどういう尾ひれがつくかは、これは病棟の文化や雰囲気によって大きく異なると思う。それらの空気を読みながら、みんなに納得してもらって実行に移してそれを継続するのは結構大変な作業。


こういうところ、この前、○○さんに伝えたんだけど、まだみんなに伝わっていないね、とかいう医師やその他の職種に分かってもらいたいと思う。

コメント

このブログの人気の投稿

カフ圧計がないのですが・・・・

CAM-ICUとICDSCどちらが良い?

急性心筋梗塞、PCI後は心筋酵素のピークアウトまでケアは控えるべき?