カテコラミンのシリンジ交換

カテコラミンの交換ネタです。
様々な施設で様々な方法が行われています。
今回の質問では、

①交換する30~60分前となった時点で、シリンジにセットし、空流しを行い流量の安定化を図る
②15~30分前から新シリンジをセットし、旧シリンジと同量の流量で流し始める

③血圧をみながら、旧シリンジの流量を減量していき、切り替える

が挙げられていました。
交換の際に問題となるのは、おそらく

①大気圧に向けて早送りしても、実際繋いだら静脈圧があるので逆向きの力がかかる。それに打ち勝つまでに時間がかかる。→実践的な解決は結構難しい。静脈圧と同じ圧だけ高位においておいて。。。などの方法もあるけど。。
②シリンジポンプ自体安定するまでに時間がかかる。→しばらく指定の速度で流してから接続する。
③シリンジポンプ〜三方活栓までのラインも抵抗になる。→ラインを付けたまま指定の速度でながす。

うちでは、①は解決できなかったので、②と③を組み合わせた方法を使っています。
つまり、交換の10分前くらいから、新しいシリンジにラインを付けて流しだす。それから普通に交換する。成人患者ではこの方法でおおむね安定しています。

みなさんのところではどうですか?

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